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2022長崎県政検証結果に基づく意見書

山梨県知事
長崎 幸太郎 様
2022年11月18日
立憲民主党山梨県総支部連合会
代表 小沢 雅仁
立憲民主党山梨県総支部連合会「以下、(県連)という」は、常に県民目線に立ち、県民の負託に応えた適正な県政運営実現のために活動しております。
「停滞から前進」を掲げ当選された長崎知事が、県総合計画に掲げた「県民が豊かさと幸せを実感できる山梨」が実現されるような県政運営が本当に行われてきたのか、県民の視点から長崎県政の検証を行い、検証結果を県民に公表していただいた意見などをふまえて、以下の意見書と検証結果を申し入れます。

1. 偏った政治姿勢を是正すること

県民から選ばれた県議会議員の意見は県民の意見であり、わが党所属の会派のみならず幅広く各会派の意見を県政に反映することは当然のことであります。各会派の厳しい意見等にも真摯に耳を傾け、一党一派に偏らない県政運営や知事の謙虚な姿勢が県民から強く求められています。
また、県知事という立場にありながら、特定の党の党籍を有することは、県政をその党の方針に従って運営することを表明していると指摘されても仕方がありません。一党一派に片寄った知事の姿勢を非難する多くの県民の声を率直に受け止めるべきと考えます。

2. 検証結果を真摯に受け止めて県政に反映させること

①新型コロナ感染対策、②リニア中央新幹線事業、③教育環境等の充実(25人学級の実現)、④県民共有財産のブラッシュアップ、⑤富士山登山鉄道、⑥人口減対策・男女共同参画社会実現、⑦県委託事業の契約、及び政治姿勢について県民の視点から検証を行い、県民に公表して幅広く意見を求めました。
県民からは「県民を分断することなく、すべての県民に公平で公正な県政を望みます」など多くの賛同の意見をいただいたことから、今後はこの検証結果に基づいた県議会の対応を行うとともに、県政のチェック機能を強化します。 知事は、この検証結果を真摯に受け止めて、今後の県政運営に着実に反映させることを強く求めます。

3. 県民の分断を招かない謙虚な政治姿勢へ改善すること

国政選挙において、特定の党の候補者の選対役員に名を連ね、本年7月の参議院議員選挙では、候補者の引き回しや選挙応援、さらには「山梨県知事長崎幸太郎」名による2連ポスターを街頭に数多く掲出するなど、結果として特定の党の党勢拡大に寄与する行動をとっていたことは、県民の代表である知事の政治姿勢として県民の理解は得られず、私たち県民として到底容認できません。
日本国憲法で保障されている国民の権利は十分に理解しつつも、知事は公人であり、山梨県知事として一党一派に偏らない政治姿勢を多くの県民が求めていることを謙虚に受け止め、県民の分断を招かない謙虚な政治姿勢へ改善することを求めます。
以上の意見書及び検証結果を申し入れます。
以上

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